善良な市民/黒チン野郎・チキン&メンチのblog

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『第28回 ラ・ホール寄席/立川談幸・立川吉幸』へ行ってきた

立川談幸は、故・立川談志を師匠に持つ、唯一の内弟子(住み込みの弟子)経験者。2014年に立川流を脱退し、現在は落語芸術協会所属の真打、65歳。

立川吉幸は、立川談幸の一番弟子で、今年の5月に真打に昇進したばかりの46歳。ただし、元々は快楽亭ブラックに入門し、2005年に立川談幸門下となる。

つまり今回の寄席は、いわゆる「親子会」というコトになります。

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立川吉幸「目黒のサンマ」
立川談幸「片棒」
(仲入り)
立川吉幸「尻餅」
立川談幸「紺屋高尾」
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地方の公益財団法人主催で木戸銭500円の「ワンコイン寄席」、しかも客の9割方が「後期高齢者」というコトで、奇をてらわない、分かりやすいメジャーな古典落語をやってくれたのだろうと思う。

個人的には、師匠(談幸)よりも弟子(吉幸)の方が面白かったが、40~50歳台の現役バリバリの真打の方が、勢いがあってウケるのは、ある意味仕方がないとは思う。