善良な市民/黒チン野郎・チキン&メンチのblog

※特にテーマのない個人ブログです。最低でも週一の更新を目指すつもりです、一応。

【芝の浜、リターンズ】

「第119回・ロゼ寄席/古今亭文菊 独演会」
12月11日(水)ロゼシアター・小ホール(326席)

先月に続き、文菊師匠の高座を見る機会に恵まれました。

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●前座・春風亭枝次「道具や」

◎真打・古今亭文菊時そば」「あくび指南」

(仲入り)「芝浜」

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開口一番、春風亭枝次(えだじ)は春風亭百栄(ももえ)の弟子。師匠の春風亭百栄は、旧・清水市(現・静岡市)出身で、「おかっぱ頭と(狂気じみた?)新作落語で有名」という知識はありますが、落語自体は一度も聴いたことがありませぬ。現在は唯一の弟子らしい前座の枝次は、大物感のある非常に聞き心地のよい声質をしているので、将来立派な噺家になってくれると嬉しい(何目線なんだか)。

ちょうど一週間前に「ふじ寄席」があったコトや、会館の改修工事の予定で、例年は1月開催の定例寄席が急遽12月になったコトなどが重なった為か、客の入りは5~6割と、これまで私が見に来た中でも一番悪かった。2000円で文菊師匠の落語がタップリ3席聴けたのに、何とも勿体ない。ただし、3席目は「しみず寄席」での演目と重なりましたが。

次回のロゼ寄席は来年4月15日、「古今亭菊之丞 独演会」となります。古今亭菊之丞師匠と言えば、以前、神田松之丞がラジオで「(下積み時代の)師匠への気の使い方が見え透いていてイヤラしかった」と、思いっきりディスっていました。だから自分が師匠から「松之丞」という名前を貰った時、心の中では「(よりによって)之丞って・・・」と思ったらしい。ソレも真打昇進までのあと2ヵ月の我慢ですが。