【沼津寄席/柳家三三・立川談笑 二人会】
2/15(土)沼津市民文化センター・小ホール(526席)13時開演
落語協会と立川流の実力者による二人会。前座の吉笑も含め、実際の高座を見るのは三人とも初めてです。3500円(前売・当日同額)の昼・夕の2回公演。当日券も若干残っていたようです。
開口一番は、立川談笑の弟子、二つ目の立川吉笑。新作なのか、古典の話にアレンジを加えたモノなのかは分かりませんが、丁稚奉公に来た定吉が「ゾーンに入る」現象に戸惑うという滑稽話。
なお番組進行役の東出クンのチョンボで打ち切りだと思っていた、Eテレ『落語ディーパー』は、とりあえず継続され、3月から新シリーズが始まるそうです。
◎柳家三三:「締め込み」
客層を探る「マーケットリサーチ(まくら)」の末、三三師匠の選択はドロボーのお話となりました。間違いなく楽しませてくれる「現役バリバリのうまい噺家」の代表格でしょう。
(仲入り休憩15分)
◎立川談笑:「文七元結」(ぶんしちもっとい)
病み上がりにも関わらず、約20分の長~いまくらからの文七50分、さすが談笑師匠です。今回は両真打一席ずつの二人会というコトで、長い噺をチョイスしてくれたのでしょう。