善良な市民/黒チン野郎・チキン&メンチのblog

※特にテーマのない個人ブログです。最低でも週一の更新を目指すつもりです、一応。

「ピエールおじさんのロールケーキ(いちごクリーム)」はベトナムで作られている

1月の「富士川寄席」は急な葬式で行けずに古今亭寿輔師匠の高座を見損ない、先週の「ラ・ホール寄席」と「しみず寄席」はコロナで中止。

というわけで、隣街にあるスーパー銭湯で毎月開催されている『花の湯寄席』に初参戦してみました。入浴料(ネットクーポン利用で1386円)を払えば、寄席自体の木戸銭は不要です。

開口一番は、二ツ目の春風亭昇市。落語芸術協会・現会長というか、「笑点」司会の春風亭昇太師匠の弟子です。幾つかの小話を交えたまくらから、誰がやっても大体は面白くなるハズの「真田小僧」でしたが・・・。まあ、昇太師匠に弟子入りしている時点で、「本格派の噺家」を目指しているワケではない、というコトで。

トリは、神田伯山ティービィーで「長襦袢の師匠」として登場していた、11代目・桂文治。演目は「源平盛衰記/扇の的」(短縮版・バトルロイヤル編)、持ち時間30分一杯の熱演でした。さすが実力のある真打は、客を眠くさせません。

普段は宴会用の大広間として使われているらしい、少し底冷えする会場は、演者と客との距離感が良く、数百人入る市民会館のホールよりも臨場感(&緊張感)がある落語が楽しめました。

なお、来月13日の「花の湯寄席」出演者は、浜松出身の真打・瀧川鯉昇(たきがわりしょう)と、その弟子の二ツ目・瀧川鯉丸の予定となっております。