こんばんは、反社会勢力の者です。
地元・韮山出身の落語家『立川志らべ真打昇進披露落語会in伊豆の国市(韮山時代劇場・大ホール)』に行ってみました。1階席は(約400席)ほぼ満席、地元凱旋公演ということで特に力が入っていた模様で、20時30分終演の予定が、大トリの一席が終了したのは21時15分でした。
プログラムは以下の通りでした。※( )は演目
・立川志らら(壷算)
・林家彦いち(反対車)
・立川談四楼(のっぺらぼう)
・立川志らく(親子酒)
仲入り後、「真打披露口上」
・ねづっち(漫談)
・立川志らべ(子は鎹)
落語の師弟関係は「親子」と同じということらしいので、師匠の志らくが「親子酒」、それを受けて、弟子の志らべが「子は鎹」をやったのだろうと思います。
口上の締めで志らくが「志らべは下手くそ。談志が生きていればまだ真打ちにはなれていないでしょう」と辛辣な挨拶をしましたが、その言葉通り、お世辞にも「上手い」とは言えない「子は鎹」でした。
具体的には、とにかく覚えた内容をすべて口から発しておきたいという気持ちが先に立ち、良い「間」が保てない。ちょうど2ヵ月前に春風亭一之輔の「子は鎹」を生で聴いたばかりだったので、尚更厳しかった。