善良な市民/黒チン野郎・チキン&メンチのblog

※特にテーマのない個人ブログです。最低でも週一の更新を目指すつもりです、一応。

【『沼津ラクーン・よしもと劇場』に行ってきた】

2度目の観覧。前回同様、私のお目当ては「銀シャリ」です。14:30からの当日2回目の公演は、約90分で前売り2500円。総勢8組の出演は、数としては多い日でした。6組という日もあるようなので。

銀シャリの漫才は殆ど過去に見たことのある内容なのですが、幾つかのネタを臨機応変に組み合わせながら、若干のアドリブも加えて笑いを取っていきます。その辺りはM-1王者の「ワザ」でしょう。

また、今回大トリだった「トータルテンボス」や、前回の「ジャルジャル」といった有名どころは、持ち時間一杯のしっかりと作られたネタを披露し、何度も会場を沸かせていました。

ただし、すべての演者が大ウケというワケにはいかないのは仕方のないトコロです。
それでも、当初出演予定だったライスの代打出演となった「すゑひろがりず」などは、笑いこそ少なかったものの、ネタ自体は「よく考えて準備してきたモノ」というコトは伝わってきますから、大笑い出来なくとも、それはそれで観客としては納得はいきます。

ところがです。

劇場ですから、いわゆる「客いじり」があっても良いとは思いますが、客いじり10分、本ネタ3分というのは、いかがなものか。
また、ネタがグダグダで収まりが付かず、大して面白くないアドリブばかりを繰り返すというのは、いかがなものか。

そういった芸人さんには、「一か月以上前から出演は分かっているのだから、プロの芸人ならば、もう少しちゃんと準備してこいよ」と言いたくなるワケです。